皆さんこんにちは。こんにちは。今回は数を減らしつつある103系に乗ってきました。
103系とは
103系は日本国有鉄道が導入した通勤型電車で、1963年から1984年までの21年間に3,447両が製造されました。
新造車3,447両のほか、20両が72系から、36両が101系から編入され、総数は3,503両です。
ただし、現在はその多くが廃車になり数を減らしつつあります。
どこで走っている?
かつては首都圏、関西圏、中京圏、福岡で活躍していましたが、JR東海からは2001年、JR東日本からは2009年にそれぞれ消滅し、現在はJR西日本の奈良線・加古川線・播但線・和田岬線とJR九州の筑肥線で活躍するのみとなっています。
奈良線に乗りに行ってきた
今回はその中の奈良と京都を結ぶJR奈良線で活躍する103系に乗ってきました。
奈良駅から乗車
JR奈良線は正確にはここから2つ北の木津からです。かつては奈良駅には103系を改造した実質103系の列車が桜井線として奈良駅に乗り入れていましたが今は新型の227系に置き換わり奈良駅に乗り入れる国鉄車輛はついに103系ただ一人になってしまいました。
そんな奈良駅に103系が堂々入線。
白やステンレスの電車の中に鶯色のひときわ目立つ車体が止まっている風景にカメラを向ける鉄道マニアの姿もちらほら。
しかし、圧倒的多数はそんな電車には目もくれずスマホに目を落として後続のみやこ路快速が来るのを待っている光景を見ると面白く感じます。
奈良線は畑の中から街の中まで景色が目まぐるしく変わる
103系は国鉄時代から活躍する古い車両です。
なのでどこをとっても非常に映えます。
電車に乗ると昔ながらの田窓、扇風機、ちゃんと網の網棚そして古くてうるさいモーターを感じることができます。
いやー素晴らしいですねー。
城陽で下車
本当は京都まで乗車したかったのですが今回は所用があるため城陽で下車して後続のみやこ路快速に乗車しました。
先は長くない?
今回は奈良線の103系に乗車しましたがこの路線で103系が活躍するのもそう長くはありません。
現在みやこ路快速で活躍している221系が奈良線に転属してくると玉突き式に103系は廃車される可能性が高いです。
ですので鶯色の103系に乗りたい!と考えているのであれば早めに奈良線に乗りに行きましょう!
関西にはほかにも103系がいる?
実は関西には奈良線のほかにも神戸にある和田岬線や姫路の播但線のほか加古川線でも103系を見ることができます。
特に播但線では普通列車の運用のほとんどが103系での運用のため103系が好きな人にとっては天国のような路線になっています。
皆さんも数を減らしつつある昔ながらの国鉄車両103系に乗ってみてはいかがでしょうか
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