立山黒部アルペンきっぷ旅行記(前編)
皆さんもう冬も終わりですね。
この時期になると立山黒部アルペンルートで雪の大谷がみられます。
そんな立山黒部アルペンルートに行くときに使える立山黒部アルペンきっぷについて実際に私が使った時に思ったことを含めて紹介したいと思います。
まずは基本情報
立山黒部アルペンきっぷはJR西日本とJR東海が発売している企画乗車券で、大阪、神戸、中国地方、名古屋から中央線または北陸線と北陸新幹線を使って立山黒部アルペンルートに行くというルートの切符で、
・大阪から金沢の往復サンダーバードの指定席券
・立山黒部アルペンルート(信濃大町から電鉄富山)
が含まれて24260円(2018年当時)でした。学生旅行にしては少し高かった気もしますがまあそこは気にせず・・
きっぷは大阪市内から
まずは自分の最寄り駅から大阪駅まで。
このときもし住んでいるところが大阪市外の場合は大阪市内に入った最初の駅までのきっぷを買っておくと大丈夫です(ICカードはいろいろ面倒くさいので紙の切符を買うことをお勧めします。)。
今回私が大阪から乗ったのは6時01分発臨時特急ビジネスサンダーバードです。
この電車は3両という短い列車です。
自由席の乗り場はかなりの列ができていましたが、私は指定席なので発車ぎりぎりに乗車してもしっかり座れます(実は寝坊しました)。
このビジネスサンダーバードはいつものサンダーバード1号より30分早く着くのでビジネスマンで乗車率は高めでした。
朝が早かったこともありがっつり睡眠をしているとあっという間に金沢駅に到着。
ここで荷を軽くするため荷物をロッカー(ICOCA対応。詳しい記事をいつk、後日書きます。)に入れて再び改札へ。
次は北陸新幹線
金沢駅は世界の美しい駅100選にも選ばれています。
おーすごいホームの柱には金沢の伝統工芸品の金箔が張られていました。
さすが新幹線乗り心地最高!
さらに私の乗った号車にはほとんど人がいなかったので非常に快適でした。
また、この列車には車内販売がついており、恒例のシンカンセンスゴクカタイアイスをいただきました。
もちろんICOCAでの支払いに対応(今北陸新幹線に乗ってもアイスは変えないので注意!!)。
そうこうしている間に糸魚川駅に到着。
ここは数年前の糸魚川大火で有名になりました。
防災に携わっている私としてはゆっくり街を見てみたいのですが残念ながら乗り換え時間があまりないのでまた今度・・。
ローカル線の大糸線
次乗車するのはキハ120という小さなディーゼル列車です。
実はこの区間2時間に一本しか列車がないローカル線なんです。
ですからこのきっぷを使う場合はこの大糸線の時間から旅行の工程を組み立てるようにしましょう。
そして姫川沿いを走ること1時間。
JR東日本との社境の駅である南小谷駅に着きますここでは30分ほどの乗り換え時間があります。
さすが山奥でアルプスも麓です、さむい・・。
夏でも長袖は必要ですね。
暇なので駅を散策することに。駅には快適そうな待合室があります。
またこの時は偶然E257系あずさが止まっていました。
普段東京へ行かないことからこの車両を見るとテンションが上がります(これに乗るとトーキョーにいけるのか…)。
まあ、そんなことは置いといて時間になったので普通信濃大町行きに乗ります。
この区間は付近にスキーで有名は白馬やきれいな湖があり、乗っていて飽きない路線だと思いました。
そして信濃大町駅に到着。
ここでゆき券は終了なので、無効印を押してもらい、駅を出ます。
対決列島でも出たあのおやき(あんこ味ではない)
今日の昼食は駅を出てすぐのところにある「アルプスロマン館 おやき工房」で肉まんとおやきにすることにしました。
この地域では野沢菜がおやきに入っており、これがめっちゃうまい!!はまってしまいました。
実はこれを初めて知ったのは某対決列島なんですけれど(笑)
まずここまで前編ということでゆき券の旅(大阪~信濃大町)の旅行記でした。
実際にこのきっぷを使うときはここまでダラダラ書いてきた内容を参考にしていただければと思います。
他の旅行記
まとめ
このきっぷについての注意点などをまとめたまとめは後半で書かせていただきます。
後編のかえり券(立山黒部アルペンルート~大阪)は前編より見所が多いですから、ぜひ見ていってください!