マニラのLRTで謎のおばちゃんに恫喝された話

皆さんこんにちは。フィリピンネタ３個目です。今回はフィリピンの首都マニラの中心部を移動するときに便利なLRTに乗ってきましたのでその様子を紹介したいと思います。(写真は少ないです。)

マニラのLRTで謎のおばちゃんに恫喝された話

f:id:yurudiary:20210405000409p:plain

f:id:yurudiary:20201224210215j:plain — 国鉄の線路

マニラには電車が少ない

マニラには２本のLRT、１本のMRT、国鉄が走っています。まず日本人が国鉄に乗る機会はあまりないと思います。しかし、LRT,MRTは本数も多く、市内を移動するときに便利なので使う機会があるかと思います。また、今後マニラの鉄道網は拡大していく予定なのでより使う機会が多くなると思います。(日本企業連合が建設中の鉄道もいくつかある)

f:id:yurudiary:20201224210349p:plain — 先日も日本企業がマニラメトロの車両を受注した(実はこの車両E235系系列)

スリに注意

残念ながらフィリピンは日本に比べて治安が良くありません。なので電車に乗るときはたとえ空いていたとしても鞄を前にもって財布はチェーン等で体と結び、スられないようにしましょう。

f:id:yurudiary:20201224210723j:plain — 全然関係ないけどマニラは空港と市街地がすごく近い(20分ほど)

今回はLRT１号線に乗車

今回はタフト通りの上を走るLRT一号線に乗車しました。国立博物館の近くにあるUnited Nations駅からVito Cruz駅まで３駅乗車します。きっぷは駅の窓口で買います(フィリピンはほとんど英語が通じる)。私が行ったときは券売機らしきものは見当たりませんでした(ICカードのチャージ機はあった)。

f:id:yurudiary:20201224211118j:plain — 駅名標はこんな感じ。日本と同じデザインの駅名標は台鉄くらい

きっぷは紙ではなく使いまわしのカード形式です。そして驚いたのが運賃の安さ！日本では初乗りは１4０円や１8０円しますがここではなんと２２円！！(１ペソ＝２円)私が買った切符は１３ペソ(２６円)でした。物価が安い分運賃も安くはなりますがそれでも日本の交通機関の運賃が高いことがわかります。

f:id:yurudiary:20201224210848j:plain — マニラでもちゃんと撮り鉄失敗してます

終電は早い

フィリピンの街中を夜中に動き回ることははないかと思いますが終電は９時半ごろと早いです。私は終電に近い電車に乗りましたがかなりの人でした。

f:id:yurudiary:20201224211231j:plain — 終電は早い。ただ始発は早い

乗車

今回はICカードbeep cardを使用します。このカードは駅のきっぷ売り場で買うことができます。値段は１００ペソで８０ペソ分チャージが入ったカードをもらえます。だいたい利用客の半分くらいの人がこのICカードを使って電車に乗っていました。このカードはマニラのLRT、MRTで使うことができますが私が試した限り日本のようにセブンイレブンなどの物販では使えないです。また、海外では基本整列乗車という文化はないのでドアが開いたら全力で電車に乗るようにしましょう。

f:id:yurudiary:20201224211725j:plain — 左上がbeep cardで下が通常のきっぷ右上は(以下略)

電車がまさかの日本製

今回乗車したのはこの路線で一番新しい車両でどこで作ったのか調べてみたらまさかの日本車輛(JR東海の子会社)製でした。これにはとても驚きました。これからもマニラで頑張ってほしいですね。

謎のおばちゃんに恫喝される

MRTに乗ってる最中に起きた出来事なのですが、独り言をぶつぶつ言っている謎のおばちゃんが車両の中を歩いていました。日本でもごくたまにそういう人を見かけるのでフィリピンでもやっぱりいるんだなあと思いながら特に何も考えずに電車に乗っていると私たちの近くを通ったときに突然「kwdjqep98t37240uop:wq;f!!!!」と突然大きな声で怒鳴り散らされました。相手はタガログ語という現地の言葉を話していたためなんといっているかわからず困惑しました。あとで同行していたフィリピン人になんといっていたか聞いてみると「お前ら中国人やろ！！！」と言っていたみたいです。フィリピンこえぇと思った瞬間でした。アジア以外だと日本人や韓国人、中国人の見分けなどつかないのでこういう発言は時たま起こりますが、まさかアジアで遭遇するとは思いませんでした。