2月11日
深夜のKLIA1
昨日の夕方に関空からクアラルンプールに到着し、市内を少し観光した後にまた空港に戻る。
ここから次に搭乗するバリ島デンパサール行きの飛行機まで7時間ほど空港で仮眠をとる予定。
とりあえず出国して制限エリア内に入ろうとすると、ゲートでエラーが、なんと出発の6時間前まで制限エリアには入れないらしい。
確かに…、さすがに早すぎたかと思い、近くのベンチでしばらく寝ようとしたが、ベンチは謎の子供連れの団体の声がすごく、寝れるような状況ではなかった。
暇なのでとりあえず某氏のTwitter配信に凸し、やかましいクアラルンプール空港の声をみんなに浴びせて時間をつぶすことに(?)。
6時間前になり、静かなところを求めて出国。
深夜ということもあり、秒で出国完了。
ちなみに日本国のパスポートを持つ人は2回目のマレーシア入国からはマレーシア国民用の自動化ゲートで入国できるようになる(なぜか私はできなかった)。
入国審査は最低でも30分は並ぶので、本当に神システムだと思う。
ちなみに並んでいる人はほとんど中国、インド人だった。
我らが日本航空が詳しい情報をまとめています。
ブヨブヨソーセージこそ至高
37番ゲートからおはようございます(??)
クアラルンプール国際空港ではまず、手荷物検査をして待合室でしばらく待機した後搭乗します。
日本線と違い、検査の列を律儀に作る雰囲気など皆無なのでガンガンレーンに入っていきやっと待合室へ。
靴を脱いではじめてのWiiみたいなポーズ(図1参照)でATOS(山手線の接近メロディ)の音と共にスキャンされるまあまあ厳しい検査だった。
ATOSの音がずっと鳴っていて面白かった。
新宿駅もびっくりの頻度。
使用機材はA330-300らしい。
タッチパネルは相変わらずタッチから反映まで3秒かかる。
さあ待ちに待った機内食はオムレツ。
私の大好きなブヨブヨソーセージとバナナマフィン付きだ!食べているうちに赤道を超え人生初の南半球へ。
3時間のフライトでングラライ国際空港に到着。
インドネシア入国RTA
ここからは時間との勝負となる。
12時に空港に到着し、入国、荷物受け取り、クタのホテルに移動し15時にツアーのお迎えがホテルに到着する。
遅刻は許されない。
一番心配していた入国審査だが……一瞬で終わった!
アライバルビザは事前にオンラインで取っている(2回課金したやつ)ので、ビザ購入カウンターはスルー、入国審査の長い列に並ぼうとしたとき、係員が「お前パスポート見せろや」と言われ日本人と分かると「あっち」と誰もいない自動化ゲートを指さす。
おいおいマレーシアですら2回目からしか使えないのに初回から自動化ゲート使えるのか?とおそるおそるゲートにパスポートを押し当てると…なんとゲートが開いた!
1時間を見込んでいた入国審査がわずか10秒で終了!
さすがに唖然としてしまう。
次に荷物受け取りへ…これが長かった。
どうやらシンガポール、上海、クアラルンプール(乗ってきた便)を同じレーンで返しているらしいが、皆入国審査に並んでいるのでレーンにどんどん荷物が溜まっていき、なかなか新しい荷物がレーンに入ってこない。
結局30分待ってようやくスーツケースと対面。
ここから急いでGrabでホテルへ向かいチェックインする。
クアラルンプールと違い、きちんとクレジットカードの登録を指さし確認し、あまたのタクシー勧誘をかわして空港のピックアップポイントへ向かう。
通る車すべて日本車。軽じゃないダイハツ車が多く走っていることが一番気になった。
事前の調べだとホテルまで10分程度と書いてあったが、渋滞の深刻なバリ島ではそうはいかない。
特にバリ島一の繁華街クタビーチ前の道路は常に渋滞しており、なかなか進まない。
結局30分車に揺られ、ホテルに到着。
超マイペースなおばちゃんにチェックインしてもらい、ツアーの車が到着する15分前に部屋に到着!ぎりぎりセーフ…。
ウルワツ寺院ツアー~激ヤバ渋滞を添えて~
部屋で行きつく暇もなく、ツアーのお迎えが。
今回利用したのはKKdayで予約できるウルワツ寺院ツアーで一人4400円。
このURLのやつを予約しました(JTBのは高い)。
往復の送迎と水、寺院入場料、ケチャックダンスの観覧チケットがついている。
ガイドは英語なので交渉が大変だった。
陽気なガイド、イギリス人の美男美女カップル、むさ苦しい日本人一般男性2人で出発。
途中バリ島唯一の高速道路である海上道路を爆走。
その後長い渋滞を抜けバリ島南部のウルワツ寺院に到着。
謎の布を腰に巻き入場。
ここは雄大な景色とサル、ケチャックダンスが有名な寺院。
インドネシアはイスラム教のイメージが強いが、バリ島はヒンドゥー教徒が大半を占め、島内各地に寺院が点在する。
寺院は主に家族の寺院、地域の寺院、公に開かれた寺院の3種類で構成され、このうち我々観光客が入れるのは公に開かれた大規模な寺院のみとなる。
ウルワツ寺院はその代表格の寺院として、主にケチャックダンスを観に多くの観光客が訪れるらしい。
当然のように遅れてダンス会場に入ると、名前の通りケチャケチャという声が響いていた。
友人と共に直訳すぎて内容があまり入ってこないパンフレットを解読したところ、姫が魔王の罠にかかり攫われてしまったので、仲間と共に取り返す話でした。
元々は疫病が蔓延したときに大人数で長時間にわたるケチャックダンスを行い、トランス状態になることで神に祈りを捧げたのが始まりらしい。
ショーは1時間で終了し、せっかくなので演者の一人と記念写真を撮って、長い渋滞を抜けホテルに戻る。
疲れすぎてホテルに帰った後は気絶したように眠りにつきましたとさ。
2月12日に続く
旅行シリーズ